トランポの内装をDIYで改造!レールと棚を付けて収納力向上
トランポはバイクを積むもの。
もちろんそれは間違いありませんが、バイク以外にもたくさんのものを積載しなければなりません。
などなど・・・。
いかに荷室が広いサンバーといえど、これらをすべて積むともうぎっちぎち。しかもこれらの機器・装備はある程度トランポに固定されていなくてはならず、適当に放り込むと大変なことになるんですよね。走行中に転がったり・・・。
きれいに整頓されたトランポはそれだけで「速いレーサー」が積まれているような気すらします。
さあ、DIYでチャレンジです!(できるだけ、ローコストにね)
使用するのはコンパネとツーバイフォー材
もちろん、DIYですから材料はホームセンターで入手できるものばかり。
厚み10mm~15mmのコンパネと、ツーバイフォー材だけです。これでバイクの積み込みを楽にするための「レール」と、棚を作ります。
バイクを積み込むときにウィンチを使用できるようにしたので、一人でもサンバーの左側にバイクを容易に積み込みできるようになりました。
しかし、ウィンチで引っ張っているときにハンドルが左右に動いて難儀することもたまにあります。これを防ぐためにレールを作りました。
といっても構造は簡単、コンパネにツーバイフォー材をねじ止めしただけです。
工夫した点はレールを並行ではなく、トランポ前側を130㎜幅、後ろ側を150㎜幅のやや末広がりにしたことでしょうか。これは言うまでもなく、SUPERCORSAを履かせたNinja250SLのタイヤサイズ+10mmで、できるだけ正確にNinja250SLをサンバートランポに積載できるように、という工夫です。
次に棚を作ります。
いつも装具類を入れているプラケースのサイズを測り、それに合った大きさで棚を作ります。
図面も引かず、現物合わせ。多少サンバーが揺れてもプラケースが落ちないよう、天板のふちには強度アップもかねて縁取りするように木材を取り付けます。
レールは想像通りの効果、Ninja250SLはすんなり積載成功!
これらのレール、棚はサンバーには固定しません。
バイクや装具一式という、かなりの重量物がこの敷板に乗るので、それだけで十分固定できるだろうという目論見。
レールと棚をサンバーに入れて、いつも通りにウィンチでNinja250SLを引き上げ。
レールに入ったフロントタイヤは想像通りまっすぐ進みます、多少左右に曲がってもレールに沿ってスムースにホイールクランプへ一直線。やったね!
次に棚をセットして・・・
大量のサーキット道具を積み込めば。
きれいにすべてのサーキット道具が積載できました!
はい、きれいにすべてのサーキット道具を積み込むことができました!
これで移動中に急ブレーキをかけても、荷室でどんがらがっちゃんとはなりません(あるんだこれが)。
積み込み、積み下ろしの所要時間も短縮でき非常に気分がよろしいです。
わずか3,000円程度のコストと半日でできるトランポDIY改造。ぜひトライしてみてはいかがでしょうか?効果と満足とは極めて高いです。実際、速いライダーは整理整頓も得意ですよね!(あやかりたい)
以上、サンバートランポの内装をDIYで改造!レールと棚を付けて収納力向上、の説明でした。